「東西クラブ運営研修会」報告書
2001年2月24日:会場「アキタパークホテル」
講師 遠藤 憲子(東北経済産業局)
1.
現状分析
(1) 背景
減少する人口 − 資料を用いて東北各県の男子人口の推移を見る。
95年から5年間の時系列でも年々減少しているが、5歳くくりの人口を調べてみても、年齢が下がれば下がるほどその年代の人口が減っていることがわかった。
(2) スポーツ環境
スポーツ人口は徐々に増加している。ただし、クラブユースの皆様がターゲットとしているのは、
13歳〜18歳の男子ということで、限られたパイのなかで運営していかねばならない。
これからの減少する人口の中で、増加するスポーツ人口を取り込む方法を考えていかねばならない。
一つの例としては、「ボクササイズ」があげられる。女性には縁のないものであったボクシングジム
に女性が健康のために、ストレス解消のために通うということが現実に起こっている。
女子サッカー導入のヒントになるであろう。
(3) クラブが提供しているサービスは何か
誰に、どこで、何を提供しているのかをあらためて確認してみましょう。

2.クラブ経営について
(1) 会員拡大策
@現状分析から市場分析し、誰が何を求めているか、再確認してみよう。
A新しい市場へのチャレンジしましょう。(女子サッカーの例)
B対象にあったキャンペーンや告知をうまくしましょう。
(2) 文部科学省の施策「総合型地域スポーツクラブ」とは
・ スポーツ振興基本計画
・ 政策目標
・ 広域スポーツセンターについて
・ 総合型地域スポーツクラブのイメージ
・ フローチャート 理解→設立→運営
・ 総合型地域スポーツクラブへの理解を深めるために
事例として、半田市の「成岩スポーツクラブ」を紹介(ビデオ放映)
「成岩スポーツクラブ」
・ スポーツサークル(130名)世代交流
・ スポーツスクール(700名)一貫指導
・ 学校との関連 − 部活動を全員加入制から希望加入制へ
・ 指導者を募集し、コーチャーズアソシエーションとする。
・ クラブハウスは中学校の空き教室
・ 複数の種目が選べる
講演を聴く会員
●NPOとPFI
クラブの拡大・普及には、運営する組織をしっかりしたものにすることが重要である。
その意味では、クラブ組織をNPO法人にするということが有効であろう。クラブの公益性を確保し、
社会的認知が高まる点は魅力である。
一方、活動拠点づくりには、PFI(Private Finance Initiative)が有効であろう。
PFIは従来の公共事業に対して、民間の資金と運営ノウハウを有効的に活用して事業の実現のスピードアップやコストの削減が可能になる。クラブとして検討していかねばならないものの一つである。
「越谷FC宮田氏」
・休憩後、「越谷FC」の宮田氏から事例発表として、越谷FCの状況等をお話いただいた。
・ここで司会のほうから田沢湖FCの佐藤氏から現状報告を願う。
参加しているほとんどのチームはサッカー協会や元サッカー選手が運営しているであろうが、父母の会ご父兄の立場で運営されているチームとして田沢湖FCの現状を聞く。
厳しい部員確保の話は切実な問題である。
小幡理事長と遠藤氏からアドヴァイスをいただく。
会場の都合で閉会の時間が迫り、十分な質疑応答ができなかったのが残念だが、それは懇親会の場でということで「運営研修会」の幕を閉じる。
そして、懇親会へ

荻原秋田県サッカー協会副会長の挨拶

土崎港囃子の歓迎

研修会で出来なかった会員同士の懇親を深める